2017年05月30日
今日は誰が来てくれますか?
今日の夜勤はわたしの担当看護師の井上さんです。そう、あの人は入院初日の夜勤の看護師さんでした。食べ物が喉を通らないわたしに栄養補助ドリンクを持ってきてくれました。全部飲めそうかな?無理しないでいいからね。ピリピリした空気が張り詰められた病棟内で、なんて穏やかな話し方をするのだろう。それが最初の印象でした。いつも笑っているあの人は、女性患者から気に入られています。担当だなんて羨ましいと何度も言われています。そんなことよりわたしは1日も早くここから脱出したいのです。助けてください。あなたはわたしを助けてくれますか?薬を飲んでも眠れない日々が続いています。夜中の見回りにきたあの人が眠れないの?大丈夫?話を聞こうか?と言って全部屋の見回りを終えてわたしの部屋に来てくれました。看護師さんってすごく優しいんですねと言うと、そうでもないんだよとサラリと言ったその言葉の意味を教えてほしいです。看護師と患者の関係性ってとても微妙です。特にこの病棟では。だって昨日までの記憶が飛んでしまって虚ろな目をしているわたしの側に朝までいるだなんて。わたしには信じられません。その日から少しずつあの人には心を開いていった気がします。そう、あの人だけに。わたしの心の中を見せられる人なんて今まで誰もいませんでした。きっとこれからもあの人以外の人に見せることはないでしょう。それほどまでに、あの人との出会いはわたしの人生に深く関わることになったのです。
Posted by こっころ at 20:53│Comments(0)
│日記
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